スコーレ SEASON 3 アルバム2(5月12日)

第2回目はプラユキ・ナラテボーさんの

レクチャー&ワークで午後のひと時を皆さんとご一緒しました

今回のテーマは「ピュアマインドフルネス」!
前回に引き続きマインドフルネスについての講演です。

今回は「受ける」をキーワードに、ピュアマインドフルネスについてお話しいただきました。
日本でもいろいろな場面で聞くようになったマインドフルネスですが、本邦ではマインドフルネスブームと呼ばれるほど様々な場面で取り上げられるようになってきています。
しかし、もともとマインドフルネスは仏教の教えに由来するものです。この、従来のマインドフルネスの考え方を原点としたマインドフルネスの実践を、何かの目的のために行うマインドフルネスに対比して、「ピュアマインドフルネス」と呼ぶそうです。つまり、何かの目的のためにツールとしてマインドフルネスを用いることに対して、日々の生活をよいものにしていくための”在り方”を身につけるための方法として、マインドフルネスを捉えることができるかもしれません。

今回の授業の中では、ピュアマインドフルネスを実践的に知るために、その背景知識として仏教の二つの核心をご教示いただきました。

それが「縁起観」と「四聖諦」です。
「縁起観」では、あるがままの現象が生まれて消えていくその原理や、縁について、そして、「四聖諦」では世にある苦しみはどのようにして認識して解決していったらよいか、その背景をお話しいただきました。
二つの教えで共通して言えることは、目の前に生じた現象や、自身の心に生じてくる感覚を、苦しくて辛いものとして捉えるのではなく、それを自身のよりよい生活への一歩にするための栄養にしていく、そんな在り方を育むことであるようです。

また、瞑想実践では、呼吸や指の感覚に集中する瞑想や、手動瞑想、歩行瞑想など様々な瞑想を体験しました。自分の中に生まれてきた様々な感覚に気づき、受ける練習として、手動瞑想では細かいステップに分けて体験していきました。手の動かし方を学び、動かしている手に気づいていくことを知り、そして、その最中に浮かんできたことに気づき受け取る、というステップでした。
自分の心に対して過干渉になるでもなく、出てきたものをぞんざいに扱うでもなく、無視してしまうのでもなく、あるがままにそのことに気づき、受け止める、ということが大切だとお話しいただきました。

第2期のSkoleでは「気づく」をテーマにお話しいただきましたが、今回はさらに一歩進み、その気づいたことを「受ける」ことの大切さを教えていただきました。様々な場面に用いられるマインドフルネスですが、その源流として、どんな考え方からマインドフルネスが生まれたのかという背景を知っていることは、際限なく広まり続けるマインドフルネスブームにおいて、道を見失わない道標になるのではないかと、そう感じさせる授業でした。

 

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このマインドフルネスの行く末がどのようになっていくのか、さまざまなマインドフルネスを実践されている先生方によって記された本が、このたび創元社より販売されるそうです。題して「進化するマインドフルネスウェルビーイングへと続く道」です。前回の藤田一照さんの「無心のマインドフルネス」についても論考が掲載されております。5月中旬より店頭での販売が順次開始されるようですので、ご興味のある方は是非ご一読ください!!

次回は池見陽先生にご登壇いただきます。
どのような学びがあるでしょうか? ぜひ 速報をお待ちください!

 

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