レポート method 2, class 1 《からだの声に耳を澄ます》

明日が変わる6つのメソッド 第四回目(6月4日)

method 2  《気づく》 の class 1は “からだの声に耳を澄ます” というテーマで

定行俊彰さんに学びました

 

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―― からだは変わります。それは柔軟性が高くなるとか、高く跳べるとか、細かい動きができるとか、アスリート的に変わるというものではありません。自分のからだが何を感じているのか。それは未知の世界。その声を聴く扉を自分が開けていきます。それは決して「開けてもらう」のではないのです。

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―― 自分のからだの声に耳を澄ましていく。「自分のからだがいま何を感じているんだろうか」ということを手掛かりにしていく。そうして、社会とうまく接触しながら生きていく。これは、とても奥が深いものだと思います。今日は、その“からだの声”を聴くという、初歩のところを一緒にやっていきたいと思います。

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定行さんのこころのなかには、演出家の竹内敏晴さんがおられます。

―― ぼくにとって、からだのことの師匠は竹内敏晴。19歳から23歳まで、彼と濃密な四年間を過ごしました。当時、頭で考えることが好きだった自分に、竹内は「からだで感じるんだ」ということを、ありとあらゆるやり方を通して、僕が自分で気づけるような時間を作ってくれました。

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―― 「からだが変わる」と、楽しい感覚がいっぱい出てくるんですね。自分の知らない自分を知ることになる。そして世間、世界の見え方が変わる。からだが変わることには覚悟がいるんだなと竹内から教えてもらいました。

 

前半は、「竹内レッスン」と呼ばれるからだの声を聴くワークを、みんなで体験しました。

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―― からだの感覚が研ぎ澄まされていくと、ふだん見えているもの鮮やかさが、変わるんです。「こんなに匂いがあるんだ」「こんなに音が溢れているんだ」と、その瞬間、瞬間がつながっていって、その“つながり”のなかに明日があり、明日が変わるんだと思います。

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すると… ここでなんと! 《明日が変わる6つのメソッド》プロデューサーの池見陽さんが、飛び入りで会場を訪ねて来られました。私たちは、定行さんのゲシュタルトと池見さんのフォーカシングのコラボを目の当たりにすることが出来ました!!

―― 池見さんがやっているフォーカシングとぼくがやっているゲシュタルトは、見え方はぜんぜん違うけど、やっていることは本当に似てるなと思う。要は、からだのなかの「言葉にならないもの」を聞くためのもの。“人としてそこで一緒にいること”でしか生まれてこない、そんなからだの声を聞きいています。

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ここで受講生のお一人に、ゲシュタルト療法、フォーカシングを体験してもらいました。

まずは定行先生によるゲシュタルト療法、次いで池見先生によるフォーカシングです。

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デモセッションを終え、定行さんは振り返ります。

―― ゲシュタルトは“からだ”を使います。なにより大事にしているのが、「感じているところにいてもらう」ことなんです。そこに一緒にいて留まってもらうことを、ゲシュタルトではサポートといいます。その人が自分の感情に触れていったとき、感情から逃げようとすることもある。そこでぼくらは、逃げないようにガチッとホールドするのではなく、「一緒にいようよ」というメッセージを出して、その人と一緒にいるんです。いま-ここで起きていることをそして、ぼくの“からだ”を通してぼくが“ひとりの人間として”感じたことを率直に伝えるんです。

 

そして池見さん

―― もやもやしたものを体験して、それが言葉になって、理解されて、次へどんどん循環していく。そして新しい意味が作られていく。フォーカシング、ゲシュタルトのどちらでもやっているんだなと思います。古いものが再体験されているのではなく、新しく生き進んでいく。そこのところを僕は大事にしていて、ゲシュタルトも非常に近いんだろうなと思いますね。

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5時間のワークを終えての定行さんの言葉が印象的です。

―― 始まったときの皆さんの“からだ”と、いまの“からだ”は、ぜんぜん違うように見えます。

 

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次回7月2日は、白坂和美さんが案内人となって、「からだからのメッセージ」をゲシュタルトセラピーによって感じます。

かずみん flower

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